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2007年8月11日

高島市景観計画の会議が

景観・町並みのことで書きたいのですが中々考えがまとまりません。
少し前のニュースでは、楳図かずおさんの新築騒動もありますし
私は、8月20日には高島市の都市計画審議会委員として
「高島市景観計画(案)」についてという議題で出席しなければなりません。
このページをご覧になっている高島市の方で、問題意識を持っておられる方があれば、
どんなことでも結構ですのでコメント頂ければ幸いです。

生活文化や伝統を考える時、一つ記憶に深く残っている文章があります。
永六輔氏の「無名人名語録」の中の一節です。
「一里四方のものを喰ってりゃいいんです。
遠くから運んでくるものを喰うようになってからですよ、
喰いものが安心できなくなったのは」

1987年発行の本ですが、
農薬の問題や、ミートホープや不二家の事件の前兆はいくつも見られたのでしょう。
これと同じように、伝統的?文化的?景観でも
「遠くから運んできた材料や外国から輸入されたデザインを使うようになってからですよ
景観がごちゃごちゃし始めたのは」
と言えると思います。
しかし、一方でその便利さを享受している私達は、
もう地元のものだけで建物を建てることが出来ません。
運搬ということが比較的簡単になって以来
大きな工場や生産地が台頭し、地場の製造業はみななくなってしまいました。
私が子供の頃にはまだ近所に地瓦を作るダルマ窯が残っていました。
今は、製材工場もまた一つと閉鎖されて行っています。
また、田舎を田舎らしくするがよしとする考え方もあれば
田舎っぽいこと自体にある種のマイナスの感情を持っておられる方もいます。
高島市景観計画の「地域の特性を生かしつつ調和の取れた景観形成」という条例の趣旨は、
ごもっともなのですが・・・

景観に関する今までの記事
高島市景観計画の会議が02(MYブログ07/08/12)
楳図かずおさんの新築騒動(MYブログ07/08/02)
景観規制法律の一例(MYブログ07/07/31)
耕して天に至る?(MYブログ07/05/29)
電線と看板をなんとか(MYブログ07/05/26)
知内浜キャンプ場の吊り橋(MYブログ07/05/05)
景観とそれを規制する法律(MYブログ07/05/02)
今津浜・道路の景観 (MYブログ07/04/30)
今津浜の湖の家はどう?(MYブログ07/04/28)
かばた(川端)報道に思う(MYブログ07/04/27)
ガソリンスタンドがオブジェに(MYブログ07/04/13)
ザ・プリンス箱根-村野藤吾 (MYブログ07/04/05)
歴史的観光の勝ち組・妻籠 (MYブログ07/03/29)
豪雪と茅葺き屋根の被害No2(MYブログ06/04/09)
国立マンション考察 (MYホームページ・建築つれづれ草より)
町並み景観雑感 (MYホームページ・建築つれづれ草より

 

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