歴史的観光の勝ち組・妻籠
妻籠・馬籠再訪雑感(その時の写真)
妻籠は、旧中山道の宿場町。
昭和51年(1976)日本で最初に「伝統的建造物群保存地区」に指定された所です。
京都では祇園甲部(お茶屋の町並み)など、奈良では今井町(江戸時代の総合商社街)など、
滋賀では、坂本(里坊の景観)・八幡(商家)・五個荘(商家)、の3ヶ所
ここマキノの近所では、福井の熊川宿など、全国で80地区指定されています。
妻籠宿・保存のあらまし の中には
妻籠の人たちは町並みを守るために家や土地を
「売らない・貸さない・壊さない」
という3原則をつくり、ここで生活しながら、
江戸時代の町並みという貴重な財産を後世に伝えているのです。とあります。
3月21日春まだ浅い時期でしたが、観光客で街道は賑わっていました。その賑わいを見て、
「アンノン族」といわれていた時代からの観光地の勝ち組だなー、と感じました。
歴史ある本物の建物群とそれを生活しながら一致団結して残そうという住民の心、
そのソフトとハードが整っていたから、
そのたゆまざる努力から、平成7年に新築の「妻籠宿本陣」も建設することが出来て、
見所もまた増える、またリピーターを呼ぶことも出来る、と。
比較するには大規模すぎるかもしれませんが、テーマパークで
一人勝ちといわれている東京ディズニーランドと通じるものがあると感じました。
・日本初のそして本家(本物)であるというコンセプトによる企画
・見所をひと回り歩くとちょっと疲れる、
「なんだこれだけか」という思いにはならないある程度規模以上の広がり(長さ)
・ディズニーシー・妻籠新本陣に見られるような、たゆまざるリニューアル
こういうものが、勝ち組の共通項なんじゃないか、と思いました。
翻って今津の旧商店街の活性化は・・・・・・
景観・法律などの関連項目
以前妻籠馬籠へ行った時のコラム(MYホームページ建築つれづれ草より)
景観とそれを規制する法律 (MYブログ07/05/02)
今津浜・道路の景観 (MYブログ07/04/30)
今津浜の湖の家はどう? (MYブログ07/04/28)
町並み景観雑感 (MYホームページ・建築つれづれ草より)
国立マンション考察 (MYホームページ・建築つれづれ草より)
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