宮沢りえさんの伊右衛門のCM(サントリーみんなにねぎらい編)は、 最初見たときから何だか違和感がありました。 2,3回目にちゃんと見て、すぐ気づいたん…
少々、民家風なイメージを残した、武骨な感じの手摺のデザインをどうするか というのが、詳細の設計で一番考えた所でした。 格子などのデザインを色々考えあぐ…
敷地南側が、キャンプ場の松林越しに琵琶湖が見えるいい借景になるのでので、 そちら側に大きな窓をとることにしました。 内側は4枚引違の紙張り障子、外側の…
昔は、建具1枚貼りの紙はもちろんのこと、ロールの障子紙もありません。長方形の大きさのものばかりです。 ですから、お寺や茶室などでもちゃんと文化財として…
毎日、このブログに付いている機能のアクセス解析というのを見ています。 その中で昨日、「障子・デザイン・規格」という言葉で検索された方が居られましたので…
台風4号は、こちらではほとんど影響がありませんでした。 とはいえ、一昨日は数年ぶりに台風に備え雨戸を閉めることにしました。 戸袋の中に収納された雨戸は…
近頃、ネタ切れになって、どうしようかと思っていました。 それで、ブログのアクセス解析をみたら、一つネタを拾いました。 それは、「底目天井」という単語の…
建築用語で、ササラという言葉がよくあります。 階段のササラ桁、 等間隔の小梁を、ササラ、ササラ桁 下見板張りの縦桟を、ササラ子 どうも用語の使い方に共…
リビングと畳の茶の間の境の建具、 3枚引きにして開け放した時には扉2枚分の大きな開口が出来るようにしました。 建具に窓がない場合は、洋間には洋風の、和…
玄関の建具は舞良戸(マイラド)にしました。お寺などでよく見かける形です。 解体する前のお家にもあったので、過去の良いデザインのものは踏襲し、 部分だけ…
昨日の和室の記事を書くのに、色の名前が思い出せなくて本を参考にしました。 長崎盛輝著-日本の傳統色彩 という本です。 古典や江戸時代の文章に出てくる色…
昨日、新規のお客さんのお宅にお伺いしました。玄関から和室に通されてびっくり。 庇の柱は北山丸太、束石はサビ色の付いた鞍馬のゴロタ石 玄関の敷居は、白御…
1m=3尺3寸 1/33m=1寸 1尺=10寸=30.3cm 1寸=10分=3.03cm 1分=3.03mm 住宅の大きさの基準は、和室畳寸法からの呼…
なぜ、本などを紹介しようと思ったか。 正直いって小遣い稼ぎになるかなっていう事もあるんですが(考えが甘かった6/27) それにも増して、近頃の本屋に自…
和の雰囲気の随筆に、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」があります。 昭和8年のものですので、少し時代を感じる個所もありますが、 一流の文学者の趣味の良さが文章に…
完全拡散面、という言葉をご存知でしょうか。 真っ白な、明るい曇り空のような光の状態です。 面として一様に光っているので、影ができません。 完全に光の方…