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2006年6月1日

畳・尺・寸-寸法について

1m=3尺3寸 1/33m=1寸 1尺=10寸=30.3cm 1寸=10分=3.03cm 1分=3.03mm
住宅の大きさの基準は、和室畳寸法からの呼び習わしで
関東間・京間・田舎間・メーターサイズ・団地サイズなどがあります。

関東間 柱芯々1間=6尺=1818という計算になりますが建材関係の既製品の寸法に合わせて
関東間 柱芯々1間=6尺=1820という寸法が主流。

(16/05/24加筆)
(たった2mm弱の違いですが、基準となる寸法なので気を使います。
今のようにプレカットが主流でなく、
大工さんが差金(サシガネ)と間竿(ケンザオ)で墨付けされていた時代は、
両方の寸法が混在していて、6尺=1820か6尺=1818かよく確認しあったものです。)

京間(関西間)と呼ばれる寸法は、
本当は 京間=柱内々1間=6尺3寸=1910 で内々の寸法で長さを規定します。
そうすると、建具や畳が全て理屈上は同じ寸法となり、
どこへでも畳・建具が当てはめられることとなる。昔は、畳や建具まで
引越しの荷物となりその方が便利だったと言う話を聴いたことがありますが、
本当かどうかは知りません。
しかし本当の京間は構造上は微妙に柱の芯ズレがおこってしまうので
柱芯々1間=6尺5寸=1970 を京間(関西間)と呼ぶことも多い。

田舎間(サッシメーカーの呼び名では四国九州間)=柱芯々1間=6尺3寸=1910
ハウスメーカーによっては、メーターサイズ 柱芯々1間=2000 という大きさもある。
この頃はあまり言わないが団地サイズは、特にしっかりこの寸法ということではないが、
鉄筋コンクリート造の建物で、1間=1800 で作り
壁厚が仕上の厚みを含めると最低でも200mm耐震壁だったりすると300mmとなる。
一般木造では柱寸法120又は105が標準なのでその分相当狭くなる場合を指した言葉。

私の経験の中では、高島は、従来は、田舎間の寸法の建物が多かった。
志賀町まで行くと、京間(柱芯々の)の寸法が多かった。
大工さんの系統が志賀町位までは、京都・大津の棟梁の系譜が影響しているが
高島まで来ると違う筋の棟梁の系譜になっている。
(少ない経験なので確かではないが、小浜方面の寸法と似ていると思われる)
しかし今現在は圧倒的に関東間 柱芯々1間=6尺=1820という寸法が主流だと思う。

内装仕上下地用のベニヤ・ボード類の規格は910×1820
ですがコンパネと通称されるコンクリート型枠用合板は、900×1800が規格
また、使用範囲の性質上ベニヤ類は、フォースター(☆☆☆☆)と呼ばれる
ホルムアルデヒド放散量が少ない規格の商品が主流ですが、
コンパネの場合はスリースター(☆☆☆)とよばれる
放散量のワンランク多い(性能が下がった)商品が主流。
但し、ホームセンターなどの材料は輸入の無規格品も多い。
ホームセンターでお買い物される時、ちょっと注意して、規格・寸法を確認してみて下さい。

以降09/09/04加筆

最近は、私は基本的には1820の寸法で設計しています。
上にも書いたように、建材やサッシの既製品の寸法がそうなっているからです。
ただ、階段部分やトイレは、910=1820/2 の巾ですと少し狭い感じがするので、
その部分だけは壁芯々寸法が1000になるように、
その部分だけずらしたり、又は増やしたりしています。
ただ、本格的な和室の場合は、1820芯々で建物を作ってしまうと、
どうしても、出入口の障子や襖のタテヨコのバランスが、
頭の中にある「和風」から逸脱した形になってしまうので、
その場合は、関西間なり田舎間の寸法で計画するようにしています。

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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
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