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2007年5月31日

日本の木にも団塊の世代が

日本の木にも団塊の世代があります。
日米開戦の大きな原因の一つとされているのは、アメリカの日本への石油禁輸措置です。
昭和史の真実-5、米国の本格参戦に向けた対日圧力
その後、国内では、日本にあるものを使おうということで
木をいろいろなものに利用することが進められました。
大きな飛行場の格納庫も木造、木炭自動車、松脂を燃料にと。
最近郷土資料館に展示されていた、戦闘機のプロペラも木の集成材で出来ていました。
そういう事情で、敗戦当時日本の山の多くがはげ山となっていたのです。
昭和20~30年代は、そのような山の復旧事業として、植林がなされました。
ですから、その頃植えられて現在、40~60年生の木は、団塊の世代と言えます。そして、
それらの木はちょうど、住宅建築用材として十分に利用できる太さに育ってきています。
私が仕事し始めた30年前位は、間伐材といえば、
直径10~15cm位の径のものをどのように利用するかというような話が主でしたが、今では、
間伐材といっても30年生のちゃんとした柱をとることの出来る20~25cmの太いものまで
範囲が広がっています。
そのような山の状況の中ではあるのですが、
最も木の消費を期待されている住宅産業は、安い外国産の木を輸入して使っています。

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