今こそ、自分達(滋賀県民)のために嘉田知事を応援しよう
造林公社のことはわかりにくい。
わかりにくいときには、大きな固有名詞を個人名にするとわかりやすいと思う。
びわ湖造林公社を造林さん
滋賀県知事嘉田氏を滋賀さん
農林漁業金融公庫を公庫さん
総務省を総務さん
造林さんー借金してたんですけど、とても返せませんわ。
滋賀さんーあんた大切な子分みたいなもんやさかい、貸したはる公庫さんにかけおうてみたるわ。
(大体、借金するときは当事者能力があるような顔をして、
返済する時は他人に調停を任すなどということは、サイテーだ。
自分のケツの始末は自分でつけるのがこの世の慣わし。ただ、この場合、
元々滋賀さんが、造林さんにそういう顔をすればいいと知恵を付けたか、
又は、滋賀さんの完全ロボットのような、造林さんだったかで
仕方がないのかもしれない。)
滋賀さんー何とか、話しつける方向になりそうや。造林さんと私は、切っても切れん仲やさかい、
二人で、40年かかって公庫さんに分割で払っていこうということで、納まりそうや。
造林さんーよろしい、おねがいしますわ
滋賀さんーその代わり、これからはちゃんと仕事してちゃんと借金一緒に帰してくれなあかんでぇ。
造林さんーそれはちゃんとやらさしてもらいます
(声が小さい、あまりちゃんとやれる将来計画に自信がない)
総務さんーえぇー、ちょっと待ってや。滋賀さんが、造林さんの借金肩代わりするやてか。
そんなこと、聞いてへんがな。
そんなん、ちゃんと、連帯保証の判子押してあるわけでなし、何でそんなこてできるん?
うちかて、滋賀さんに金貸してるのに、そんな事に金使うんやったら、
裁判でもおこして、そんな契約無効やていうわ。
滋賀さんーすんまへんなー。公庫さんが、借金肩代わりの計画は、内密に言わはるもんやさかい
知合いの弁護士さんには相談かけて話は進めましたンや。
そこでは何とかOKって言う話やったさかい。
けど、総務さんが契約無効って言わはったらちょっとこの方法は無理ですナー。
公庫さんー噂で聞ぃたんやけど、総務さんから横車が入ったらしいなー。前の40年の返済計画が
できんなら、9月に、元金利息、耳揃えて返してもらうしかないなー。
造林さん・滋賀さんーそんな大金今すぐに言うたかて(困る)
というのが、現在までの状況。以下は私の想像の産物です。
公庫さんの知り合いーえらいきついこと滋賀さんに言うたなー。
公庫さんーわしもきついこと言うたとは思うンやけどな。
滋賀さんみたいなンがあと四十数人(道府県)いやはるんや。
その借金全部足したら1っ兆円。滋賀さんだけやったら、なぁなぁでもええんやけど、
ここで借金踏み倒されたら、あとの四十数人も一緒の事せんなんやろ。
ほんで、ここはちょっときつい目に出なしょうないんや。
公庫さんの知り合いーほんでも、何で総務さんが横車いれはったん?
公庫さんーそこや、それがわしにもわからんのや。
面子(メンツ)が潰されたと思わはったんかなー。法律的には微妙な所はあるんやけど、
結局は、わしかて総務さんが事務してる親方の日本さんの国債を資金にして、
滋賀さんやら農林漁業者さんに貸してるわけやんか。
無理言うて帰ってこん話にするより、借金ちゃんと返してもらう方が健全経営になるし、
その方が総務さんも喜ぶと思うンやけどなー。
滋賀さんー総務さん。八方丸う納まる方法やと、思うたんですが何であきまへんのやろ。
総務さんー法律に合わんことはダメです。近頃は全て法令順守。
大元の私が違えることは出来ません。
後で何処からどんな横槍が入るかわかったものではありません。
私 ー あかんなら、潰すという方法もアリちゃいますか。
ホンマに前の方法で造林公社が、ちゃんとした経営になると思いますか?
公庫さんかて、20年も前から造林さんの経営状態が悪いのは知っていたはず。
それを、いくら国債っちゅう金がジャブジャブあるからいうて、
訳もわからず貸し続けた責任もあるはず、
多少は、被ってもらわなしゃないんかなー、と。
既に、緑のオーナー制度ゆうて、個人に元本割れさしといて、
大きな貸し手だけ借金返してもらおうって話がおかしすぎる。
山の分収制度かて、破綻しています。
40年借金を返す方法は、結局県民だけが負担を強いられて、
公庫さんや総務さんが何のリスクも負わない方法のように思えてならへんのですが。
それに、借金を重ねた造林さんの責任も何だかうやむやだし。
今回、総務さんがなぜ横槍を入れたのか、本当の意味はわからへんのですけど、
これを機会に「ない袖は振れない」という、原則を通して
うまい中央突破の方法はないのでしょうか。
それには、「ない袖は振れない」と言わんなんようになった、
「造林さん」と、もしかしてそれをリモートコントロールしていた「滋賀さん」自身の責任を
明確にすることが不可欠のように思います。
その交渉過程で「分収造林」という方法を推し進めた「日本さん」の責任や
その方法を継続する資金的担保を与えた「公庫さん」の責任も
明確になっていくべきだと考えます。
議会は、批判はしますが、対案があったわけではありません。
今こそ、嘉田知事を応援して、
県民のためなる良い方法を粘り強く探して下さることを願うばかりです。
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