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2006年5月11日

おしっこの話(1)

先日、親戚の法事で、大津「旅亭紅葉」にて食事を頂きました。
初めて入ったのですが、
琵琶湖を借景にした大胆なエントランスホールの構成や、和の演出のディティール。
確か数年前に、温泉旅館の売れっ子企画者(設計者)による大改装という記事が
日経アーキテクチャに載っていただけのことはあると思いました。
トイレの小便器は、これも和の演出に良く用いられるTOTO U100筒型 の小便器です。

U100_1_SC-06-1607.jpg

この便器は、格好はいいかもしれませんが、「使いにくいったりゃありゃしない」便器です。
高さが中途半端。一般的な人の放水口の高さより少し低い。ちゃんと筒先を、
便器から外れないように気を付けていないと、
便器の上を通り越して向こうの壁面に放水してしまう。
逆にあまり下に向けてしまったり勢いがなくなったりすると、
広い平べったい底の面に着地してしまい、ものすごい跳ね返りがある。
また、下まで丸い巾のある形なので、つま先に便器が当たりそうになり、
近寄りにくい。
人間工学を考えて、バリアフリーなどの機種を開発している優良先端企業の商品にしては、
あまりにデザイン重視、使い勝手軽視の品物なのです。 
なぜこんなに小便器の形にこだわるのかというと、ある苦い思い出があるからなのです。
<次回へつづく>

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