マキノ中学校柔剣道場改修工事、市役所の竣工検査も終わる
◎私の身の回りの12月のイベント
12/2・3・4 風と土の交藝(in琵琶湖高島2011)
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今日、役所の竣工検査が終わってほっと一息、というところなのですが・・・
◎改修工事AFTER
「公共工事標準仕様書に倣い・・・」、というところで指摘されてしまいました。
土間コン+ALC布基礎で3.0m3のコンクリートを打つのに、
コンクリート試験やテストピースが必要なのでしょうか?
仕様書に倣うと、やっぱりしなければならないような。テストピースは150m3以下1回づつとあって、
最低?m3以上は試験をしなければならないという規定はない。
そんな、少ないm3数なら試験費用を別計上で上げなければ実勢に合わないと思うのだが、
そんな価格は物価版やコスト情報にはない。
木材にしても、下地材にしろ2級とはいえJAS規格品との規定になっている。
市場流通している製材品で、合板をのぞいてJAS規格品なんかあまりみたことがない。
ちゃんと、特記仕様に、市場流通品にてOKと書くべきなのでしょうか?
標準仕様書とちゃんとお付き合いが出来るように、扱い方を考えなければいけないようです。
設計のコンセプトはというと、いつもの事ながら、公共建物なのでヘビーデューティ。
傷まないこと。当たり前のことの羅列かもしれませんが
・外部に露出していた鋼製ブレースを、壁の中に入れてしまう。
・ガラス採光面に入る外部ブレースは、溶融亜鉛めっきとする。
・雨ざらしの手すりは、ステンレスにする。
・屋根はカラー鋼板の上から、ガルバリウム鋼板のカバー工法
やっぱり外部の木部の傷みは激しいので
・鼻隠し破風の木部は、窯業系のサイディング材に変更
・化粧板張りの部分は、ALCや珪イカル板に
・外部のスチールドアは全てアルミドアに変更、それも丈夫な仕様に
・新たなサッシは網入りガラスじゃなく、ポリカーボネート樹脂板
などなど。
でも、そんな設計時の材料選択のことなどは何の関心もなく、
仕様書に合致しているか、ばかりを見られてしまうと、何だかな~、という感じなのである。
関連MYブログ
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◎09/07/12 既製部材をうまく使ってオーダー風のアルミサッシに
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◎07/06/14 雪と体育館の耐震改修
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◎00/11/13 私は雪のある地方に成型スレート系の屋根材をお勧めしません
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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