既製部材をうまく使ってオーダー風のアルミサッシに
久しぶりに、官庁工事の設計監理業務を行い、それが終わりました。
業務名は、長尾公衆便所等移転補償工事。高島市からの受託業務です。
安曇川から朽木に抜ける安曇川沿いの県道改修工事により、
その新設道路敷地にあった、既存便所を解体し、その近くに新たに設置するという計画でした。
とりあえず、このような施設は、あまり大事に扱われない、というのが念頭にありました。
トイレの扉をどうしようかと考えました。
サッシは、
スチールは丈夫ですがサビる。
アルミの既製品は、住宅用ならサビなくて丈夫そうなのもあるのですが、
トイレのドアとしてはどうもデザインが・・・
アルミ框ドアのガラスの部分をパネルにする方法もあるのですが、
それも安っぽいし、蹴ったら壊れる可能性もある。
そこで、アルミの既製品の型材を組み合わせて作る事にしました。
ビル用サッシの框ドアの部材を使用しました。
四周の枠は、框ドア部材そのまま、
中のパネルの部分は、框ドアの中桟部材を詰めて重ねてパネルとしました。
これなら、蹴っても大丈夫だろうと。
一番上の部分は寸法調整も兼ねて型ガラスを入れる、
それだけだと何だかもう一つなので、
枠と中桟部分の色を変えてみました。これも既製品の色から選んだものです。
ピボットヒンジよりも、丁番(丈夫さを考慮した私の経験値)
ドアチェックやアームストッパーは、
上框のアルミ部分がハードな使用を繰り返すと傷むのを、何度か経験しているので
(ビス留め部がスチールプレートで補強されているのですが、にもかかわらず)
アオリ止めの金物は戸当りのみとしました。
こんな感じになりました。
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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
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