地震の「ゆれ」の方向が幸いした(耐震補強講習会報告01)
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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためである。
専門的な話は別として、少し、講習会で聞いたことの中で興味深かったことを書いて見たい。
神戸という大都市直下で地震が起こった、
ということは、様々な有用なデータが取れたことは間違いないようだ。
神戸周辺の活断層は、下図のように、東西に走っている。
上下二つの図 from兵庫県南部地震データ集>で地下で起こったこと
断層というのは のように動くのだから、
断層が東西に走っているということは、主な振幅は南北方向になる。
学校などは、普通に作ると下記のように、南北方向が強固になる。
それが、阪神淡路の震災では、幸いした、
これが、東西方向のゆれだったら、昔の学校のような建物は、もっと多くの被害を受けただろう、
とのことだった。物事には、色んな偶然が関わりあうらしい。
関連HP&ブログ
◎神戸市教育委員会>神戸の大地のなりたち>兵庫県南部地震データ集
◎名古屋市・福田消防団>地震のしくみ>淡路島野島断層
◎MYブログ04/10/30地震と建築構造法規は追いかけっこ
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆