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2010年3月14日

壊れても不思議のない建物が壊れていない(耐震補強講習会報告02)

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2月17,18日と久しぶりに東京へ行ってきました。
(社)文教施設協会の耐震補強マニュアル講習会を受講するためである。
専門的な話は別として、少し、講習会で聞いたことの中で興味深かったことを書いてみたい。

神戸という大都市直下で地震が起こった、
ということは、様々な有用なデータが取れたことは間違いないようだ。
フィールドワークしていると、
壊れても不思議のない建物が壊れていない、という現実が散見されたそうだ。
どうも、地震動が、そのまま建物に加わっていないのではないか?
その原因は、非常に大きな地震動は、その強烈さゆえに、基礎底盤と地盤とが滑ってしまっている
という仮説が立てられた。
少しずれるかもしれないがわかりやすい例でいうと、
以前、堺正章さんがお正月特番のかくし芸大会でやった、
テーブルクロスをタイミングよく強く引っ張ると、食器類が倒れもせずにそのままの状態である、
テーブルクロスが地震動で、食器類が建物となぞらえて、という感じだ。
専門的にいうと、
自然と免震(正確にはスウェイ・ロッキング現象というらしい)になっていた、ということらしい。
実物大に近い建物を、Eディフェンスで実験した結果も、そのようなことが認められたらしい。
しかし、このことは地盤の状況や基礎の工法によっても様々だろうし、
どれくらいの低減になるかということは、まだまだこれからの研究を待たなければならないそうだ。
またこれは、重い大きな建物にいえることのようで、
木造や鉄骨造の小さく軽い建物ではそうならないらしい。
今のところは、ちゃんと設計をしても、多少物事が安全側に起こるという認識程度のものだそうだ。

地震は、突き詰めていくと、まだまだわからないことだらけのようです。

関連HP
ウィキペディア>免震(めんしん)
◎上記のEディフェンスで実験
・実験の概要
Eディフェンス>加震実験映像実大3層鉄筋コンクリート造建物の震動台実験(2006年10月)の項

関連MYブログ

◎2010/03/17 やっぱり、Eディフェンスというのはスゴイ(耐震補強講習会報告end)
◎2010/03/15 ロングスパンPC屋根版の崩落(耐震補強講習会報告03)
◎2010/03/14 壊れても不思議のない建物が壊れていない(耐震補強講習会報告02)
◎2010/03/03 地震の「ゆれ」の方向が幸いした(耐震補強講習会報告01)

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆

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