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2009年7月9日

信じられない、上海マンション倒壊の原因

上海マンション倒壊の原因発表がニュースになった。
ケンプラッツ>建築・住宅トップ > 記事>上海のマンション倒壊、「原因は掘削や盛り土」

 中国・上海で6月27日に発生した建設中の13階建てマンションの倒壊事故。上海市政府は7月3日に記者会見を開き、「マンション北側の盛り土や南側の土砂掘削によって、土圧の不均衡を招いたことが倒壊の原因」と推定し、施工に問題があったとの見方を示した。「建物の構造設計や、基礎杭の材質などに問題はない」とも説明した。

とのこと。      とても信じられない。

13階建てにしては、杭の太さや本数が少ないように見受けられる、などということはさておいても

・あのような破損状況で、鉄筋がほとんど見えない破壊の仕方をする杭など考えられない。
・仮に打ち込み工法なら、あのような杭は、施工中に壊れそう。
・アースオーガー工法なら、周りにベントナイト液(セメントのようなもの)が
 一杯くっついていないとおかしい。

杭工事とは名ばかりの、穴を掘ってそっと埋めた無筋に近い杭、としか思えない。
あの基礎杭の顕れた状態だけ見ても、日本の建築技術の常識からかけ離れている。
その点だけ見ても、(倒壊の直接的原因は盛土・切土にあったにせよ)
「構造設計(杭施工工法の指定は構造設計の一部)や、基礎杭の材質などに問題はない」
などとは到底考えられない。
何だか、中国の官僚組織の悪い面が現れた経過発表のようなきがする。
近傍のマンションの購入者のために、また中国の建築技術の発展普及のために、
私の常識から判断するとこの誤った調査結果が、
将来にわたり別の無辜の人間に災いをもたらさないためにも
日本どこかのオフィシャルな機関が、
その発表内容について疑問を差しはさんでくれは、しないだろうか?

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