なにげない手摺の形も(吉平さん工事覚書07)
少々、民家風なイメージを残した、武骨な感じの手摺のデザインをどうするか
というのが、詳細の設計で一番考えた所でした。
格子などのデザインを色々考えあぐねた上で、結局手摺壁にしました。
建築基準法で手摺の高さは1100以上という規定があります。
そこまで上げてしまうと、うっとうしくなるので、
どの辺高さが適当かと何回か図面で試行錯誤して750に決めました。
材料は全て桧一等材の120角(4寸角)の既製品、手摺のバーは45Φの集成材としました。
実物が出来上がるまで、手摺の小壁の高さがどんな感じになるか、
低すぎて危なっかしく見えはしないか、と少し危惧していたのですが
出来上がってみると、吹抜の広さを良く感じさせ、
かつ安定感のある感じに仕上がって安心しました。
(MYブログ08/01/06) コストを管理する(吉平さん工事覚書08)
(MYブログ08/01/04) なにげない手摺の形も(吉平さん工事覚書07)
(MYブログ07/12/31) 大広間和室周りのしつらえ(吉平さん工事覚書06)
(MYブログ07/12/30) 大広間の窓と障子(吉平さん工事覚書05)
(MYブログ07/12/29) 琵琶湖の魚料理の形をイメージ(吉平さん工事覚書04)
(MYブログ07/12/28) 吉平さん工事覚書03(地味な寸法の話)
(MYブログ07/12/27) 吉平さん工事覚書02(屋号)
(MYブログ07/12/24) 吉平さん工事覚書き01(法律編)
(MYブログ07/12/06) 撮影
(MYブログ07/11/29) 民家風の室内塗装
ブログランキング、ポチッと一つお願いします。
ほんだ建築トップページへはこちらから