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2006年8月4日
県立琵琶湖博物館
県立琵琶湖博物館:「湖辺~水、魚、そして人~」 10年の研究成果展示 /滋賀
という記事がありました。
この第14回企画展示は、11月26日までだそうです。
琵琶湖博物館は、琵琶湖南湖の東側(草津側)の湖岸にあります。
1999頃訪れた時の感想。
日建設計の建物は好きです。
基本理念から導き出された、わりあい万人に納得されそうな、
それでいてストレートな表現、
なおかつ、それを破綻なくまとめる計画力とディティールが備わっているからだと思います。
この建物では、湖と絡めて船底の形が使われています。
こういうことをすると、キッチュな感じになってしまいがちですが
ここでは、ディティールが良いせいか、バランスがいいのかはわかりませんが
「ストレートで気持ちがいい。」という感じで見れてしまいます。
琵琶湖博物館は、膨大な、そして地道で長い時間をかけた、
環境と人間との係わりについての、フィールドワークの集大成であると感じました。
よく地方公共団体の建物が、ハコが立派でも、中身が伴なわないなんて評価がなされますが、
この博物館の展示内容はすばらしく、滋賀県民として誇りに感じます。
20~40年前の生活史の展示は、自分の子供の頃と同調していて、特に大好きです。
もう一度訪れたいと感じた、公共施設の一つです。
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