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2007年7月19日
地鎮の法要
建築工事には、宗教行事が付き物です。
私は先日初めて「地鎮の法要」に参列しました。仏式の地鎮祭です。
お客様が檀家になる、近所のお寺の住職さんを信奉しているので、
そこにお願いしたということでした。
祝詞(のりと)の代わりにお経が読経され
私は玉串奉奠(たまぐしほうてん)の代わりに、焼香することになりました。
色々な行事があるものだなー、と思いました。
宗教行事で思い出に残っているのが、キリスト教の献堂式です。
昔、関西の教会の団体の方が小学校の木造校舎をこちらのほうに移築して
セミナーハウス的に利用する事業のお手伝いをさせてもらったことがあります。
基本的に、ほとんど信徒の方々のボランティアの労務で建設され、
棟梁は、たしかニュージーランドかどこかの
大工さん兼現場監督兼牧師の方が数ヶ月常駐して完成に至りました。
竣工式にあたる献堂式に招かれた際
何度も「主」に向かって、
我々に新たなお堂を与えてくださってありがとうございました
という趣旨の言葉の後に信徒の皆様がアーメンと唱えられました。
みんな自分達の努力でここまで漕ぎ付けることが出来たのに、
何でそのような論理になるのだろうと、
私は、その宗教観が理解できず、苦笑いをこらえながらて、
後ろの方でその式を見守っていた記憶が今も残っています。
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