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2011年8月12日

お盆を前に仏壇を掃除しながら、徒然草の一節を思い出す

8/27(土)・28(日) ディオス北千里夏祭りに、高島市交流スペースで展示出店します
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お盆を前に、亡父が自分で買って本人が入る事になった仏壇を掃除する。
仏壇としては、まだまだ新しいのかもしれないが、
所々、ウルシの塗り回した角の部分がはがれてきた。
それを見て、久しぶりに徒然草の一節を思い出した。
「・・・螺鈿の貝が剥がれたものの方がいい・・・」 確か、そんな一節。

ネットで調べてみると、徒然草 八十二段 

「羅(うすもの)の表紙は、疾く(とく)損ずるがわびしき」と人の言いしに、頓阿(とんあ)が、「羅は上下はつれ、螺鈿(らでん)の軸は貝落ちて後こそ、いみじけれ」と申し侍りしこそ、心まさりして覚えしか。一部とある草子などの、同じやうにもあらぬを見にくしといへど、弘融僧都(こうゆうそうず)が、「物を必ず一具に調へんとするは、つたなき者のする事なり。不具なるこそよけれ」と言ひしも、いみじく覚えしなり。
「すべて、何も皆、事のととのほりたるは、あしき事なり。し残したるをさて打ち置きたるは、面白く、生き延ぶるわざなり。内裏造らるるにも、必ず、造り果てぬ所を残す事なり」と、或人申し侍りしなり。先賢の作れる内外の文にも、章段の欠けたる事のみこそ侍れ。

時代が付く、味が出てくる、歳月と添い寝する、未完の美
そんな美意識は、日本古来のものなのか、世界共通なのかは知らない。
ただ、日々仕事をしている中で、建築の法制度などの様々な現況を見ていると、
建築を商品・商材として「キズ一つない完成品」と見る事が全て、という風潮。
我々のかかわる範囲の建築については、
徒然草の文章のような味わい・情緒とかいうものは、どうも近頃肩身が狭い、と感じる。
そんなことを思いながら、
仏壇を拭き、リン・鉦(カネ)・木魚などの仏具を並べ、お盆用の花を挿した。
終わって線香を久しぶりに上げた。

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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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