親戚の法事に行きました
自分の設計した20年以上も前の親戚の家の法事に行きました。
近頃では、珍しい自宅での法事の席でした。
設計の時、六帖二間の良くある田舎の間取りを、何とか説得して、十二帖一間の座敷にしました。
正面の3間を三つに割って、
中央が仏間、左側が床の間、右側が一間の書院障子風のちょっと細かい格子の障子。
「六帖の次の間は使い勝手が悪い、冠婚葬祭のときは、どうせあけっぴろげて使うのだから、
一室の方が広々としてよい、」
と説得した当時のことを、きれいに並べられた膳の前で酒を飲みながら思い出し、
これで良かったのだと、思いました。
その建物の木取りをしていた父が、
「親戚の家やし、三間の廻り(縁)や竿(縁)を、継ぐのもかっこ悪いし、
一本モン(物)で取ろうとするさかい、エエのが取れんし、ロスばっか大なって、
結局、高い廻りや竿になってしもたワ。そんな単価入れられヘンしな、
普通の間取りが、結局はええんや。お前みたいにちょっと変わったことすると、
間仕切へったさかい安なると思うかのしれんけど、そんな上手いこといかんわ。」
と、昔かたぎの材木屋だった亡父に、グチをこぼされた当時のことも、思い出されました。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
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かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
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