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2008年9月28日

軸組みを現した木造の建物(AN邸03)

AN邸は、木造在来工法のセカンドハウスですが、
梁や柱が化粧(室内外から見える)デザインになっていて、
現在の建築基準法で必要な金物をいかに見えなくするか、ということが、
設計や施工の重点項目となりました。
そんなに特別なことをしているのではありませんが、一つ一つを吟味しました。
この項は、ある程度専門知識のある人しかわからないかもしれませんが、
ご容赦お願いします。一々語句を説明していると話が進んでいかないので。

梁側面に羽子板が見えるのを避けるために羽子板ボルトの使用を止め、
パイプ羽子板-かくれんぼという金物を多用しました。
似たような商品でDボルトというのもあるのですが、こちらの方が安価だったので。
090928an02.jpg
090928an06.jpg

羽子板ボルトの使用を避け、同等耐力以上のビス止め金物を使用しました。
090928an03.jpg

又、V金物の代用で、コーナープレートという商品を使用しました。
090928an04.jpg

この二つの金物は、両方とも壁の中に納まって見えなくなるからです。

梁側面の継ぎ手金物を使用せず、梁を柱に差込み、二方差しの栓打ちの仕口としました
090928an01.jpg

筋違の金物です。最近はこの金物を使用しています。以前の認定金物だと、
柱・梁取り合いの入り隅部分が、
ホールダウン金物などでごちゃごちゃしてしまったりする場合があるからです。
090928an05.jpg

その他、ホールダウン金物を使用しないように、筋違の位置を良く検討しました。
ホールダウン金物を使用すると、真壁納まりの中に色々な金物を全て収めるのが
困難になり、施工不良を起こす可能性も否定できないからです。

金物の納まり関係の話を終わります。

関連MYブログ
◎09/09/17軸組みを現した木造の建物(AN邸01)
◎09/09/25軸組みを現した木造の建物(AN邸02)
◎09/09/28軸組みを現した木造の建物(AN邸03)

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