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2008年9月25日

軸組みを現した木造の建物(AN邸02)

AN邸は、木造在来工法のセカンドハウスですが、
梁や柱が化粧(室内外から見える)デザインになっていて、
現在の建築基準法で必要な金物をいかに見えなくするか、ということが、
設計や施工の重点項目となりました。
この項は、ある程度専門知識のある人しかわからないかもしれませんが、
ご容赦お願いします。一々語句を説明していると話が進んでいかないので。

木の架構がきれいに見えるように、以下の基本方針としました。
・大工さんの手刻みによる、工法とする。
プレカット工法にすると、金物部分の加工は標準的な見える加工しか出来ないため。
・梁せいを統一して、化粧の梁組をきれいに見せる。
・間取りを構造に合わす(これについては、お客様の提示された雑誌の建物を参考にしています)
・化粧材になる構造材料はムク材を使用する。柱は桧の一等材。
梁は、ドライビームや集成材は使わないで、近所の製材所で、米松の一等材としました。

閑話休題
久しぶりに近所の製材所の土場へ行って、時代の移り変わりに少し驚きました。
プレカット工法が盛んになる以前は、
米松の構造材用の大小の丸太が土場の大半を占めていたのに、
今はそれが片隅に追いやられ、杉材や、ホワイトウッドなど梱包がたくさん見られました。
今回の材料は、そんな片隅に追いやられた米松から取られています。
そんなに沢山の材料でもなかったので、在庫の米松から取れたので、
ある程度、土場で時間を経過した材を使用することが出来ました。
「もう少し、大きかったら、在庫もないし、原木を買わなあかん。
その原木も、プレカットに追われて何処の製材所もあまり挽かんようになったで、
仕入れ先も在庫薄や、昔のように原木が何処にでもあるように思ってたら間違いやで。
ナマの木をそのまま挽いてしまうことになると、割れやそりがどうなるかわからへんさかいな。」
と、製材所の社長さんに釘をさされてしまいました。(次回に続く)

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