大津プリンスホテルで黄綬褒章受賞記念祝賀会
昨日は、大津プリンスホテルで、現在も滋賀県建築士事務所協会会長の重責を担っておられる、
藤村亮一氏の黄綬褒章受賞記念祝賀会に行ってきました。行政や政治家の方々、
県内の建築関係で長や理事と名の付く方々、そしてお知り合いの方々、合計250人程の大宴会。
私は、事務所協会で少しお手伝いをさして頂いているのでその末席に参加させていただきました。
宴席の入口に飾られていた表彰状と勲章です。
黄綬褒章は、その道一筋にがんばってこられた方への褒章だそうです。
こういうもの授与されるのに、東京へ行き、天皇陛下に拝謁することが出来ると、
又それなりに、仕事や役職へのモチベーションが上がるものなのだろうな、と思ってしまいました。
さて、プリンスホテル、施主は堤義明氏、建築家は丹下健三氏。
(この写真は、関西今昔建築散歩-大津プリンスホテルの項から転載させて頂きました)
半円形のプランの直線の方のガラス張りの立面、良く見ると、YとTの字隠れているような。
建築家の丹下氏が、堤義明氏の名前のイニシャルを付けてみましょうと言って、
出来たとかいう話は、設計業界に流布された戯言なのか、本当の話なのかは知りませんが、
確かに、そう見れば見ることが出来ます。
大物(丹下氏)も、大物なりに「営業」をしているのだ、と妙に納得してしまいました。
湖岸のプール、堤氏の成功の端緒といわれている大磯ロングビーチの彷彿とさせ
氏が思い描いた光景を、50年後の庶民のが享受しているように見受けられました。
Wikipediaの堤義明の項には
・・・海の近くにプールを作るという奇策と揶揄された大磯ロングビーチ(1957年)も成功させる。
これは、義明の卒論を実行に移したものである。・・・ と書かれています。
半円形の平面プランの中にすっぽりと納まった大宴会場です。初めて入りました。
このような大きな宴席の場合、高砂を長方形の長辺の中央辺りに設けて、全てのテーブルから
中央迄の距離を近くすることが多い。
そのパターンに非常にうまくこの半円形がはまっていて、
扇の要の位置の高砂は、何処からも見やすく、いい感じでした。
ランキング、ポチッと一つお願いします
以下は、私の仕事のコマーシャル
◎ほんだ建築工事進捗ブログ 滋賀咲くBlog 内の会社のブログ
◎ はじめて家をと考えている方へMYブログ08/09/08-みんな打合せをうまく進めたい
◎土地込、940万円のセカンドハウスのプランを作りました(インフォメーション08/04/02)
◎住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます(インフォメーション08/02/11)
◎ほんだ建築トップページへはこちらから
地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆