シエスパ事故、餅屋は餅屋
こういう事件や事故(シエスパの爆発事故)が起こると、
どうしても作り手側がどうだったのかということが気になります。
日立ビルシステムっていう名前を聞いた時に違和感がありました。
なぜ、給排水機械設備のメンテがこの会社なのだろうと。
日立ビルシステムは、元々はエレベーターの保守会社。
日立のエレベーターと共に歩んできたその業務では老舗だと思う。
今も重点はエレベーターやエスカレーター。
後は、電気や信号系統が専門だからセキュリティや防災信号系統の電気工事、のはず。
基本的には、総合管理といっても、事務所テナントビルや高層住宅が主だったと思う。
下請けに出していたとの事ですが、会社の中にあの設備関係の専門知識を持った人が、
それなりのポストにいてコントロールできる体制だったかどうかは疑問が残る所です。
どのような経緯で管理を一括で受注することが出来たのでしょうか。
マンションで自治会が建物を管理する場合や、
中小のビルのオーナーが建物を管理する場合は、
専門の一つの会社に丸投げで管理を委託するのもしょうがないのですが、
これくらいの大きな施設だったら、事業者側に施設を管理する責任者がいて、
「餅屋は餅屋」で専門のメンテ業者にそれぞれの業務を請け負わすような体制で
あってしかるべきなのだろうな、と思いました。
どこかでいっぱい書かれているかもしれませんが。
関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故続々報(MYブログ07/06/30)
シエスパ、ガス管の道路横断(MYブログ07/07/01)
シエスパが解体(MYブログ07/7/11)
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