シエスパ事故続々報
2007/06/28スポニチの記事をコピペします。
東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」の爆発事故で、施設管理を委託された「日立ビルシステム」
(千代田区)が、施設を所有する「ユニマット不動産」(港区)と管理契約を結んだ際、天然ガスの危険性を伝えていたことが27日、警視庁捜査1課の調べで分かった。
温泉掘削工事をした会社や地質調査会社も天然ガスの濃度を測定し、ユニマット不動産にガスが
出ている報告書を提出していたことが判明している。同課は同社がガスの危険性を十分に
認識しながら、安全対策を怠っていたとみて調べている。
調べでは、日立ビルシステムはシエスパが開業した昨年1月から施設管理を委託されていた。
契約内容の話し合いの場で、日立ビルシステムは天然ガスが発生していることや、火災や爆発の危険性などをユニマット不動産の担当者に伝えた。
この事故に関わる、相当ヘビーな事実関係の報道のように思われるのに、
私はこの記事をブログなどから辿ってやっと見つけました。
なぜこれが、新聞やテレビなどで大きく報じられないのか疑問に感じています。
このような事実が仮にあったとして、
日立ビルシステムに、この事故を予見できる知識がある人がそれなりのポストにいたら、
施設の維持管理契約を続けたはずがないと思う。
一番の問題は、適温のお湯を常に必要とするだけ確保できるように運転すること。
ガスのことについては
結局、色んな諸条件の一つ程度の認識しか契約当事者双方が持っていなかった。
だから、ガス検知機器も設置されないままで、管理契約も続けられた。
関連項目
砂上の楼閣、シエスパに思う(MYブログ07/06/24)
シエスパの続報(MYブログ07/06/27)
シエスパ事故、餅屋は餅屋(MYブログ07/06/29)
シエスパ、ガス管の道路横断(MYブログ07/07/01)
シエスパが解体(MYブログ07/7/11)
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