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2007年3月22日

クリエイトとは、後衛の建築家

世の中は、才能のある人ばかりではない。
いや、ホンの一握り以外は凡人で、その集団が実際は社会を動かしている。

吉田研介という建築家がいます。
その方が編集された、建築知識別冊・建築ノート1・デザインテクニック
という本の前書きにこのような文章が掲載されていました。
(79年発行の本なのでもう絶版になっています)

・・・スポーツでは、守備の位置で前衛とか後衛とか言うが、
芸術の世界では、後衛ということはあまり言わない。
建築家でも前衛と言えば何人かが思い浮かぶが、
後衛の建築家は誰だろうと言われてもピンとこない。・・・
・・・スポーツでも前衛というのは、守ることより攻めることが役割であり、
少々無茶をやっても、進んで攻めなければならない。・・・
・・・私は、後衛の建築家をこう考えている。
それは、毎日着実な手法と定着した価値観に基づいて建築を作っている人たち、である。
新しいものに向かって仮説を立て、提案を試みようとする前衛の建築家に対して、
既に検証済みであるか、あるいは、少なくとも世に発表されたものを見て、
それを受けとめる形で自分も応用してみようとする建築家、
私はそれを後衛の建築家と呼ぶ。
ところで、着実とか、定着したと言っても、惰性や慢性とは区別しなければならない。
うっかりしていると、
着実で定着したと思っているものが、惰性や慢性に陥っていることがある。

何も、常に新しい提案を皆がし続けることはない。

しかし、前衛が切り開いた道を辿るにしても、適切な応用と正しい理解を怠けて、
表面的なものにだけの追随をしたのでは、惰性や慢性に陥る。・・・

この一文は、才能あるクリエイター(ここでは前衛の建築家)とは異なる、
一般の人間(ここでは後衛の建築家)のよって立つ位置を明確にしてくれます。

何かすばらしい未知なる物を作らなければならない
という強迫観念のようものにさいなまれていた、
若い当時の私に、大きな安心と明確な指針を与えてくれました。
そうだ、有名建築家だけで世の中全部の建物なんて建てられない。
「着実な手法と定着した価値観」でこつこつと創り続け行けばいいのだと。
そして、「惰性や慢性に陥る」ことのないよう、気を付けながら。
それは例えば、宇多田ヒカルの歌詞に感じたように、
常に新しい良いものに感動する心と、何がどう良いかということの分析を、
建築に対しても、持ち続けていくことだと思う。

才能・クリエイトとは No1 宇多田・賛(MYparsonalブログ07/3/20)
才能・クリエイトとは No2 脚下照顧 (MYブログ01/12/31)
才能・クリエイトとは No3 妻に叱られる(MYparsonalブログ07/3/21)

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