滋賀のセカンドハウス・別荘のほんだ建築

  • 建築家ほんだの考え
  • 施工事例
  • 建築の流れ
  • 一般住宅について
  • ブログ
  • マキノ地域情報
  • お問い合わせ

ブログ

ブログ
  • 本田明ブログ
  • マキノ地域情報ブログ
  • スタッフブログ
  • 工事進捗ブログ
2012年2月4日

雪下ろしをしながら、垂木の軒先構造を考える

滋賀県立大学,田の浦ファンクラブ滋賀サポートチームが関わっている震災復興プロジェクトlink
よろしければ、MYブログご訪問のよしみでポチッと一つお願いしますにほんブログ村 住まいブログ 別荘・セカンドハウスへ
====================================
 
雪下ろし 着手前                  雪下ろし 完了

雪下ろしをしながら、ぼんやりと思ったことなどを。
片持ち梁の垂木の軒先って、なぜこんなに丈夫なんだろうかと。
父が、「1間に6本割り、寸八(スンパチ1寸8分)のところを2寸の垂木にしといたさかい。」
などと胸を張ってお客さんにしゃべっていた。設計用語に直すと60×60@1910/6、
実際には2寸は挽き立て寸法なので57×57@1910/6というところか。

積雪量が昨日今日当たりだとMAX120cm
    積雪深さ×雪単位重量×長期用係数+屋根自重
荷重は、 120×30×0.7+1750=4270N/㎡
モーメントは、wL2/2=3520×(1.91/6)×0.75×0.75/ 2 =382.3Nm
米松でfb=1034 N/c㎡
断面係数がZ=bh2/6=25.7×5.7×5.7/6=30.87
許容応力度はM/Zfb=38230/(30.87×1034)=1.20>1.0 OUT
田舎でも、ちょっと太めで間隔も細かい部類の在来工法の垂木でも
120cmの積雪でダメという結果になってしまう。
数字の桁とか考え方間違っていないように思うのだが・・・

この辺の設計積雪量だと、150cm、175cmの地域もある。
ところが、実際はもっと細い垂木、間隔の荒い垂木でも、材種も杉 というようなものでも
それほどバタバタと軒先が折れたということは聞かない。
実際に雪下ろしした小屋の垂木を計ってみると 48×48@390 軒の出600 材種杉
同じように計算してみると
モーメントは、wL2/2=3520×0.39×0.6×0.6/ 2 =299.8Nm
杉でfb=946 Ncm
断面係数がZ=bh2/6=4.8×4.8×4.8/6=18.43
許容応力度はM/Zfb=29980/(18.43×946)=1.72>1.0 かなりひどいOUT

どうしてなのだろう?
スコップを掻きながら、「そうだ」雪をさわるのにも力が要る。
雪は、単に荷重として載っているだけでなく、
それなりに、屋根の上で固体として形態を保っている。
多少のせん断力や曲げモーメントも負担していることになるのだろう。
そのため、数字では、危ない状況でも壊れないのではないか。

そのあたり、実際に雪国で数字の確かな金属の棒の垂木で軒先を作り、雪を積もらせてみて変位を計測すれば、
そのあたりの雪の性質がわかり
もう少し、実情に合う軒先の垂木の計算が出来るように思う。

その、雪下ろしをした小屋の棟からの眺め。一休みしながら西を望む

そして、南を望む

=======以下は、私の仕事のコマーシャル===================
ほんだ建築トップページへはこちらから ◎ブログランキングblogram投票ボタン banner2.gif
ほんだ建築工事進捗ブログ 滋賀咲くBlog 内の会社のブログ
◎ はじめて家を と考えている方へMYブログ08/09/08-みんな打合せをうまく進めたい
土地込、940万円のセカンドハウスのプランを作りました(インフォメーション08/04/02)
住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます(インフォメーション08/02/11)

地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。

☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
========================================

最新記事

カテゴリ

アーカイブ

ブログ一覧

  • 本田明ブログ
  • マキノ地域情報ブログ
  • スタッフブログ
  • 工事進捗ブログ