滋賀のセカンドハウス・別荘のほんだ建築

琵琶湖に別荘・セカンドハウスを建てるならお問い合わせ

  • 建築家ほんだの考え
  • 施工事例
  • 建築の流れ
  • 一般住宅について
  • ブログ
  • マキノ地域情報
  • 遊休別荘の宿泊施設トータルサポートサービス リ・コテージ

ブログ

ブログ
  • 本田明ブログ
  • マキノ地域情報ブログ
  • スタッフブログ
  • 工事進捗ブログ
2016年6月5日

高島の民家のオリジナリティって何なんだろう

紅殻(ベニガラ・ベンガラ)塗り と 焼板かなー。

そんなことを考えていたら、
ちょっと、高島の民家のスタンダードとは言えないかもしれないが、
堂々とした民家を見つけたのでUPしてみた。
紅殻塗の柱梁に、しっくい壁。
地棟(ジムネ / 建物中央に走り登り梁を受けるメインの梁)の小口が
妻梁をまたいで外壁へ大きく突き出している。
このスタイルも案外、高島の民家の特徴だと聞いたことがある。

IMG_0766

次は、そのお宅の玄関。
昔よくあった大戸(オオド)、障子の比較的細かい桝形の桟組と対になって、
昔はこんな扉良く見かけたなー、とも思う。

IMG_0767

最後は、焼きっぱなしの杉板の目板張り。
昔は(といっても私の若い頃)大工さんが、タオルを口に巻いて、
「爪の間から皮膚の中まで真っ黒になるわ」と、愚痴りながら張っていた外壁である。
炭の焼けた跡のボコボコした感じが懐かしい。
シブキ板と言っていた。土壁を「雨シブキ」から守るという意味合いだったように思う。

IMG_0768

でも、それらにしたところで、実は昭和以降。
戦前、農村はほとんど藁葺き(茅葺き)屋根だったようだ。
壁も土壁のまま、柱も素地のまま、というのが多かったのではないだろうか?
「クズや下ろし」と言って、今も古いお宅だと、
藁葺き屋根の小屋組みだけを瓦葺きに改修した建物もよくある。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます
ほんだ建築トップページへ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

最新記事

カテゴリ

アーカイブ

ブログ一覧

  • 本田明ブログ
  • マキノ地域情報ブログ
  • スタッフブログ
  • 工事進捗ブログ
TOPへ