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2007年9月8日
保険・保険・保険
昨日、ある講習会で住宅の瑕疵担保責任確保法という法律が制定され、
2年後には新築住宅を建てた場合は必ずその販売業者が
瑕疵保障のための保険に入るか供託をしなければならなくなりそう、とのこと。
地震保険・建築士の賠償責任保険・住宅保証制度、何もかも保険ばやり。
阪神の震災や姉歯さんの件以降、段々と宣伝や加入の勧誘が強くなってきたような感じ。
色んな事件から、結局は国の外郭団体や保険会社が太るようなシステムが
いくつも新たに作られている気がしてならない。
地震保険は、その掛け金が本当にちゃんと蓄積されるのか、
今かしましい年金問題のような結果にならないかどうか心配になる。
田舎の地震だったらパンクしないだろうが、大都市の災害だったら結局パンクしそうだし。
建築士の賠償責任や住宅性能保証の方は、
宣伝では思わぬ瑕疵があった場合の備えをすることは、業者として当然必要といわれるが、
実際には、本当にそうなのか。
手抜きをしていた業者の保険金支払を
まともな業者の掛け金で賄っている構図になってしまってはいないか心配だ。
そして、そこに蓄積された資金を運用することが経済的には正しいこととされ
※※ファンド等の運用会社で運用を依頼する。
その資金の行き先にまた経済が右往左往する。
資金的余力のない会社は、保険をかけざる得ないのかもしれないが、何だか腑に落ちない。