打合せが上手くいかない04
考え方がぶれる他人の意見で、よくあるのが易学(家相や風水)です。
「合理的に考えて下さい。」と最初は言われます。
敷地の状況や要望により、少し方位的には少しまずい部分があるかな、
とは思いつつもプランをまとめることがある。
そうすると、お客様本人が、方位を気にしているとはおっしゃらない。
両親とか、普通一般やまわりの家も、そういうこと考えてられますよね。という話になる。
自分が気にしているというのは、中々認めたくないのだと思う。
基本的に、鬼門や裏鬼門などの方位は考えてプランニングします。しかし、
易学のまずい所は、それを見る人や書いてある本によって言うことが異なることです。
かつ、学問ではありませんので、
Aが正しく、Bは間違いであるという根拠も私は持ち合わせてはいません。
お客様には
「家相学の本を何冊も買ってきたら、プランニングなんて出来ません。
あなたの、一番信頼する方(親兄弟でも易学者でも家相学の本でも何でもかまいませんが)
それ一つを信じて、見てもらって下さい。
信心ですので、一人の方を信じて進めましょう。」 と、お願いしています。
私は、別に鬼門や風水がぐあいわるいものとは思っていません。
慣習として人間の中に合理的でないものは山ほどあります。
それの一つですので何ら問題はないのですが、
鬼門も風水もと、色んな雑誌を持ってこられるのは、いかがなものかと・・・
過去に、店舗を設計した時に、
玄関はこの位置、入口の巾は※※センチ以上、この方角には赤いものを、
この方角には祭壇用のタナ、その大きさは※※センチ×※※センチ以上、
その板の材質は※※で、高さは※※センチ
と、事細かに十数項目のメモを渡されたことがあった。
そこまでしっかり規定されると、逆に作りやすかった。
お店のご主人が信心されている、風水の先生であったらしい。
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