この省エネ基準で全ての住宅を規制すること、には違和感が
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「住宅省エネルギー技術・設計リーダー研修」っていうのの、
講師になる講習会を受けて、講師をしているのですが、
そのテキストの内容について
既製品サッシ以外の(例えば従来の木製ガラス戸や
木枠に木製の建具屋さん作成の玄関扉・FIXガラス木製押縁など)
開口部構成にすると、その性能用の数値が存在しないので、計算が進まない?
自分としては、ガラス開口部分は既製品サッシでもいいのですが、
玄関などの場合はちょっとデザイン的に考えた場合に、
どうしよう?、と思ってしまいました。
外壁・床・屋根(天井)の素材構成については、
それなりにディティールを配慮すれば、解決法が見つかるのではないかと思いました。
その他のことについては、(施工方法の部分でも)
それなりによく纏まった本のような気がしています。
ただ、いわゆる普通の家を作っている、私にはそんなに高いハードルでもないのですが、
住宅、っていうとても個人的なものを、
これでまとめて全て規制するということには何だか変な気がしました。
この規定なら、
安藤忠雄さんの名作「住吉の長屋」は、どう逆立ちしても合法でなくなるし、
多分、多くの縁側付きの数寄屋建築は、
外部の境のアルミサッシで本格的な「和」ではなくなる。
そういうことって、どうなのだろう?と思ってしまいました。
1次エネルギーの消費については、
家電関係の数値は一定のようで、
(建設時の基準なのでしかたがないのかもしれないんですが)
もう少し、
省エネの方法を提示してはいいのではないかとも思いました。
(混合栓の形にあれだけこだわりがあるのなら)
また、照明については、白熱灯とそれ以外という区分けで、
LEDの位置づけが存在しないのが、少し納得いきませんでした。
講習会の内容は、
独立行政法人建築研究所>
住宅・建築物の省エネルギー基準及び低炭素建築物の認定基準に関する技術情報
の戸建住宅に関わる部分です。
専門家の方・興味のある方は、一度HP御覧ください。
国の施策の方向や、かなり一般化してきた省エネの数値的なこと
などがわかると思います。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。また、地元で長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
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