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2006年6月5日

東京のエレベーター事故

東京のエレベーター事故、ありえない事故、あってはいけない事故。というのがの感想。
扉が開いている状況で動くということが考えられない。
エレベーターは、エレベーター本体の扉と各階の扉の2重構造になっている。
その両方があいていて動くなんてありえない、と思うのが関係者の常識だと思う。

事故のあったエレベーターは、観音開きタイプで28人乗り。同マンションには
エレベーターが5基あり、製造元は「シンドラーエレベータ」(東京都江東区)。
住民によると、エレベーターは数カ月前から突然止まるなどのトラブルがあったという。
保守・点検は今年4月から「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)が請け負っていた。
というのが、毎日新聞のインターネット版に載っていました。

「28人乗り」っていうのは珍しい。カタログで調べてみたら規格型は15人まで、
大きな百貨店のエレベーターガールがいるような大きさのエレベーター、
普通マンションには使わない。
シンドラー社は、世界企業らしいが、日本でのシェアは1%程度との事。

エス・イー・シーエレベーターは、
エレベーターの保守点検業務に特化して急成長を遂げている会社らしい。
エス・イー・シーエレベーター 入札」で検索してみると、
管理業務で落札している物件がずらずらっと出てきました。
エレベーターの管理業務は従来、製造メーカーが引き受けて、高値安定していた業務。
たまに、ちょっと来るだけなのになんでこんなに高いの?っていう印象ありましたが、
メーカーでないとわからないだろうからしょうがないか、と思っていました。
それに目をつけた会社の一つが、エス・イー・シーエレベーターようです。
会社の沿革を見てみると、1995年の名古屋支社を皮切りに、
毎年3ヶ所から多い年には14ヶ所の営業所を開設し資本金も、
1996年には8000万円だったものが、2003年には10億円に跳ね上がっている。
エレベーターの点検業務ということが、成熟した技術で、
例えば、ジェネリック医薬品のようにローコスト化されることには、何ら問題がないし、
そういう側面があることも事実。しかし、10年間のうちに全国展開して、
経験のある技術者をちゃんと抱えられていたかは、大きな疑問。

ただ、これも今年の4月から請け負っていて、
その前の1年は、日本電力サービスだった、その前はシンドラーエレベータとのこと。
公社として適切な財務の執行のために業務を入札にするというのは、
それ自体おかしなことではないのだが、1年毎に、点検会社を変えているというのも疑問。
入札になじむこととなじまないことがあるんじゃないかと思う。

まだ、ニュースになったばかりなので断定的なことは何もいえない状況ですが、
◎特別仕様のエレベーター、◎点検業務は正確に行なわれていたか、
そのあたりに問題が潜んでいそうな感じがします。

関連してエレベーター事故は、制御プログラムミス 
と シンドラーエレベーター社の対応 
という書き込みもあります。

 

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