滋賀のセカンドハウス・別荘のほんだ建築

琵琶湖に別荘・セカンドハウスを建てるならお問い合わせ

  • 建築家ほんだの考え
  • 施工事例
  • 建築の流れ
  • 一般住宅について
  • ブログ
  • マキノ地域情報
  • 遊休別荘の宿泊施設トータルサポートサービス リ・コテージ

ブログ

ブログ
  • 本田明ブログ
  • マキノ地域情報ブログ
  • スタッフブログ
  • 工事進捗ブログ
1994年12月31日

滋賀県草津・県立近代美術館-日建設計(1994頃 訪れて)

ふんいきがいい。
屋根の鋼鈑の葺き方が、一枚一枚が大きすぎるような気もするけど、
屋根自体がかなり大きいからだろう。
平入りの正面玄関、外観のさりげなさがいい。
玄関吹き抜けの羽根のような照明器具がいい。
中庭の赤い鋼鈑のカルダーもいいアイストップになっている。
さりげない(?)小判形の断面の方立があるサッシは、ブロンズ製、
こんな高価であろう脇役が、建物の質を上質にしてるんだな-。
角度を振った渡り廊下も、展示スペースから一休みにいい。
現代美術の収蔵品がいい。
アンディ・ウォーホル 「マリリン」、「キャンベル・スープ」などに代表される
戦後アメリカのポップアートとその周辺の収蔵品がすき。
県立の博物館でもそうですが、いい企画の方がおられたと思います。

このあたりの土地は、滋賀県のミニ田中角栄、上田金脈事件の問題となった土地。
でも、美術館・図書館・滋賀医大&付属病院・龍谷大学
大津草津にまたがった丘陵に、
点在するゆとりある建物群は、
過去の政治問題が、残した遺産を、
そんな遺産だからなおさら、とても丁寧に扱っているのがうれしい。
都市近郊の、広大な土地を、ゆとりある雰囲気で、
最後まで、ぼちぼちとあせらず使っていってもらいたい。

ブログランキング、ポチッと一つお願いします。banner2.gif にほんブログ村 住まいブログへ
 
ほんだ建築トップページへはこちらから

最新記事

カテゴリ

アーカイブ

ブログ一覧

  • 本田明ブログ
  • マキノ地域情報ブログ
  • スタッフブログ
  • 工事進捗ブログ
TOPへ