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2006年5月17日
古建築へのいざない、門
拝観料を払わないと価値のあるちゃんとしたものは鑑賞出来ない、と思っていませんか。
それの大きな例外は門です。
立派な(価値のある)建築物の門は、ほぼ例外なくその本体と同様に、鑑賞に値します。
門の下を素通りしないで、拝観料を払う前にじっくりと一度、門を鑑賞して下さい。
例えば、東大寺南大門は、重源が建立(こんりゅう)した数少ない大仏様というスタイルの建築物で、
門自体、国宝に指定されており、
その両脇の金剛力士像(運慶・快慶作の2体の阿形像・吽形像)も非常に有名な木造彫刻です。
また、西本願寺の唐門は、日光東照宮の陽明門と同じように華麗な装飾が施されています。
メモ 鎌倉時代に日本に輸入された建築様式を総称して唐様という。
唐様は、大仏様と、禅宗様の二つに細分される。
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