目黒区役所(旧千代田生命ビル)-村野藤吾
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今日(10/11/04)嫁さんと一緒にテレビを見た。
テレビドラマ番組の嗜好が合わないので、最近はあまりドラマは一緒に見ない。ひさしぶりという感じ。
ナサケの女、という米倉涼子が主役で国税庁査察官?という設定のドラマ。
楕円形の平面の階段に優雅な手摺、どこかで見たような思いがある。
ドラマが終わってすぐ気になったので調べてみた。
建築家村野藤吾の1966の作品、千代田生命本社ビル(現目黒区役所)がロケ地。
間違いないと思う。
この建物の良さを感じてロケ地としてくれたTV関係者がいてくれたことが、
建築家村野藤吾ファンの私としては、とても嬉しい。
1966年に出来たとはとても思えない、古さを感じさせないエレガンスな造り。
それを、TVを通して感じさせてくれる映像がたくさんあった。
目黒区役所という公共建築物に衣換えする時に
間隔の大きい手摺の所に、転落防止用にDPG(点支持)工法で取り付けられた強化ガラスも
原設計の雰囲気を壊さないように、丁寧に改修工事がなされていた。
新建築1984、現代建築家シリーズ⑨村野藤吾 から、
ロケに使われた映像に似たような写真をUPして見ました。
新築当時の手摺の写真で、手摺子部分にガラスがない。
目黒区役所になって、誰でもがこの名建築をいつでも見られるということは、
嬉しい限り。でも、
名建築の原設計の雰囲気を壊さないように丁寧に建物を改修されたように思われる
目黒区自身のホームページの、かなり入り込んだ隅っこに
この建物の由来や良質さを説明される文章が少ししか見つけられなかったのが、
「建築ファン」の私としては少し寂しい。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
☆☆ とりあえず、ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか ☆☆
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