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2009年10月28日

輪廻、浄化槽と抗生物質

ある、大学の先生の自宅建設や改修などのご本人の経験を通じて
耐震のことや、環境と暮らしのこと、のお話をうかがうことが出来た。
その中の印象的な一言。
そのお宅では、合併処理槽からの排水を再度利用して、トイレの洗浄水として利用している。

「・・・浄化槽をちゃんと機能させるには、私が健康でなければならないんですよ。
病気をして、抗生物質を使ったりすると、すぐわかるんです。
抗生物質は、体内にも残って作用するんですが、残りは尿などで排出される、
そうすると、浄化槽の中のバクテリアもそれにやられて弱ってしまうんです。
今まできれいだった水が薄茶くなって、明らかに機能不全をおこしているのでわかるんです。
だから環境に良い暮らしをするためには私達は健康でいなければならないんです。・・・」

講演を聞かれた中に、水処理の専門家がおられて、後から次のような発言をされた。

「先程の浄化槽の話の部分ですが、公共下水でも同じことなのです。
基本のシステム的には、浄化槽を大きくしたようなものですから、いくら高度処理を施しても、
抗生物質を処理できない。
(調べていないのでわかりませんが、滅菌処理などをしても抗生物質が壊れないらしい)
下水処理場をすり抜けて自然界に抗生物質がそのまま流れ出しているのです。
そうすると、抗生物質に耐性のあるものが自然界で発生する可能性がでてくる。
先生のお話は、今後の下水処理の大きなテーマ(問題点)でもあるのです。」

現代の高度な医学の発達が、廻りまわって、こんなことで自然界の影響を与えているのか・・・
「輪廻」という哲学的な言葉が頭の中にポッと浮かびました。

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かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。   また、地元で
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