近代建築遺産が南舟木に
湖周道路を、通っていていつも気になっていた建物があります。
高島市南舟木の農協です。
色はあせ、多分水平であったであろう屋根は、スレートの勾配屋根が上から被せられていますが、
どうみても、コルビュジエから直接薫陶を受けた、
吉阪隆正や前川國男の当時の現代建築のデザインが色濃く残っています。
コンクリート打放し、大型タイル、抽象的な壁面造形、角(ツノ)状に突き出した梁、
すくっと建っている感じは、現代彫刻に通ずる力強さを感じます。
当時(多分1960年代)の建物は、スクラップ&ビルトが進む都会では中々保存されていません。
規模も小さく田舎であったから、建設当時のまま残っている、
そんな貴重な現代建築の遺産のように思えてなりません。
建物の由来を確認した上で、ちゃんと保存出来ればいいのに、と思いました。
(耐震診断で、とても困難という結論が出そうな形と建築時期でもあります)
設計者をご存知の方があれば、コメント頂ければ非常に嬉しいです。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
長く仕事を続けられているということこそが品質をおろそかにしなかった証拠ではないでしょうか。
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