ダイキンルームドライヤー(除湿機)をはじめて見る
先日、以前建てたお客様のお宅にお伺いしたら、
ダイキン ルームドライヤー という商品が知らないうちに付いていた。
勾配のある敷地を利用した別荘などの高い基礎からなる半地下の空間は、時々出来てしまう。
しかし、湿気(結露)や漏水がどうしてもツキモノなので、
お客様にはいつも、
基礎が高いだけです。地下室にするには、それなりのコストをかけて頂かないと、
と説明するのだが、
出来てしまうともったいない空間のように感じられて、何とかならないか。
と、再度相談される場合も多い。
そのお客様のお宅は、試行錯誤の上、様々な措置を追加した。
そして、最後の決め手がこのルームドライヤーだったようだ。
建築的には、内側の床・壁に、無機質塗膜防水材(大関化学パラテックス)
それだけだと、結露が防げないので、床にはスタイロフォームを置敷きの上にカーペット
壁は、吹付けウレタン(例えばアキレス)をそのまま化粧として仕上げた。
これで、外部からの浸入水や、壁面の結露はなくなったようだが、
どこからともなく進入してくる湿気、あのかび臭いような空気は、どうしようもなかった。
それが、久しぶりにお伺いしたら、何だか以前と雰囲気が違う。
かび臭くなく、普通の感じ。その普通の感じが以前はなかった。
お客様の方から、レクチャーを受ける事になってしまった。
「これは、ええで。上(の部屋)よりも湿気がないくらいや。」
と、ダイキン ルームドライヤー という商品の説明を受ける事となった。
今までの除湿機は、水が溜まるとそれを交換しなければならなかったり、
そうではない場合でも、ドレインパイプが必要であったりして、場所的に取り付けにくかったりする。
この機械のデシカント式という方式は、
湿気を濃縮して湿気のある空気として排出するそうで、穴と電源さえあればどこでも設置できる。
そして、湿気を感知しての自動運転で、年中スイッチを入れっぱなしでOK、ということらしい。
カタログによると、コンプレッサー式(エヤコンの除湿機能と同じ)の場合に比べて
気温が低い場合でも除湿機能が低下しないとのこと。
中々優れもののような気がした。
良いことばかり書いて、まるで会社の広告のようなので、何か問題はないのかと、
少しネットで調べてみたら、このような記事がありました。
◎ひまつぶしろぐ-05/08/08デシカント式除湿機は臭い
ちょっとお伺いしただけなのですが私には、そのようなことはあまり感じられませんでした。
使用環境や使用状況の違いによるのでしょうか・・・
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完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ 住宅建築は個人ができる身近でとても大きな地域振興でもあります。 また、地元で
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