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2020年8月5日

縁は異なもの味なもの、1976の新建築

 不思議なご縁で、1976(S51)の新建築が手元に届いた。高専4年(19歳)当時貧乏学生の私は新建築を定期購読するような甲斐性がないので、多分宇都宮研究室とかで読み漁っていたのだろう。表紙を見ると、ほとんどが誰の設計かわかる。ペラペラとめくってると、学生時代がフラッシュバックし涙が出るほど懐かしい。
2月号が段象の家(相田武文)、5月号はもうなくなってしまった赤坂プリンス(丹下健三)のまだ計画案の模型写真、6月号はDCブランド発祥のビル?フロムファースト(山下和正)、9月号がロックフェラー財閥家の家の一つ?(吉村順三)、12月号はこの歳になってもよう入れんニューオータニのなだ万(村野藤吾)、そして、一つだけない11月号が西武大津(菊竹清訓)、なのです。

 8/31の閉店まで行われてる西武大津の閉店を惜しむ写真展、その写真展に昭和53年当時の私の撮った賑わいの写真数枚が展示されてる。その写真展に、新建築1976.11月号も展示されてる。百貨店でこの企画を担当されたFさんは、ネットでそれを見つけたらしい。ただ、1年間セットしかなかったらしい。11月号の表紙を飾ってたのは今のアメリカ大使館、「アメリカ大使館ですねー」って言ったら、Fさんが「わかるんですか?」との問いに「丁度学生時代読み漁ってた頃ですので」って答えたら「11月号しかいらないんです、これ置いといても仕方ないしどうしようかと思ってたのですが、いかがですか?」とのことで、ありがたく頂戴することになりました。

 知らなかったことが一つあった。うちの所員のKくんが「表紙デザイン亀倉雄策なんですか、当時の新建築スゴイ」と言った。知らなかった。(亀倉雄策ー日本のグラフィックデザイナーの偉大な草分け、有名どころでは、東京オリンピックのポスターやNTTのロゴマーク)

 しかし、高度成長の時代は終わってたとはいえ、発展しつつある日本、みたいのが現れてるなー、と。最近の新建築という雑誌の本の厚みの薄さと、中の古い建物のリフォームもちらちら入る記事の中身と比べると、もう一つ別の感慨がある。

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