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2007年5月24日

底目天井という仕上は?

近頃、ネタ切れになって、どうしようかと思っていました。
それで、ブログのアクセス解析をみたら、一つネタを拾いました。
それは、「底目天井」という単語の検索で、このブログにアクセスが散見されることです。

底目天井(ソコメテンジョウ)とはこんな見栄えのものです。
南海プライウッド> 製品ラインナップ>天井材CEILING>和室天井材>目透かし天井
専門家からすればあまりにも日常的な和室の天井仕上なのですが、
住宅を始めて建てる方が工事施工者から室内仕上表をもらって、一つづつチェックしていて
「何だろう?」、という単語になるのかなと改めて思いました。
底目天井は、底目地天井の略。
底目地とは、一定の大きさの板と板の継ぎ目を少しスキマ(4~8mm)を開けて仕上げることです。
板と板を直接くっつけてしまうと、板の寸法精度や工事の加減で
スキマや厚みの違いがわかって見苦しくなるのを防ぐために考えられた施工方法です。
和室の仕上げでは、巾450mm前後の巾の杉の模様の板を並べて張上げた仕上げを
「底目天井」と略されて表記されまる事が多いと思います。
詳しくは「杉杢(又は柾)化粧板底目地天井仕上」ということになります。
下地板は、せっこうボードの場合とベニヤ板の場合があります。
価格はその仕上材によって本当にピンからキリまであります。
普及品は、杉板の木目の模様が印刷された紙をボードに貼り付けたもので
工事業者がインテン(井の略だと思う)と称するもの。
その上が突板(ツキイタ)といって、
本物の杉の銘木をカンナクズのように薄くスライスした物を下地板に張ったもの。
この銘木の種類やそのカンナクズ部分の厚みなどによって桁違いの値段の開きがあります。
模様から、杢・中杢・柾・笹杢など、産地から秋田杉や霧島杉や吉野杉など、
その場所の用途格式によって様々に使い分けられます。
その上が、銘木のムク板ですが、
これは、近現代の、拝観料を払って入るような文化財or高級料亭などでないと、
ほとんど使われないというのが現状でしょう。
少し、浮世離れした話ですが、京都迎賓館の大広間の和室には、
長さ12mもの杉の中杢の天井板が使われています。
数百年生の末口直径7~80cmの節のない根元から12m、
とても普通に手に入る材料ではありません。
銘木屋(数奇屋や茶室建築に用いられる高級な日本の木材を扱うことに特化された材木屋)
と数寄屋大工の粋を集めた仕事の一つかと思います。
京都迎賓館は、その他にも現代の和の匠の技術を総結集して建てられています。
一般拝観があれば、一度は見てみたい建物の一つです。
話が横にそれてしまいましたが、本と迎賓館の紹介リンクを付けておきます。
ちょっと、小泉元首相に招かれた、ブッシュ大統領気分を味わってください。
 
といってリンクを調べていたら今年は、7,8月に一般参賀があるようです。はがき出しておこう。

関連項目 普請道楽(MYブログ06/06/25)

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