東京人の時間感覚
私のゴールデンウィークの「ゴールデン」は、
東京のお客様とセカンドハウス建設の契約が出来たことです。
その方に昼食を、およばれしてしまいました。
ゴールデンウィーク期間中、マキノプリンスホテルの食堂は、満員。
ウェイターにその旨を告げられると
「喫茶店でコーヒーでも飲みながら待っていましょう。こちらの席は空いているからいいでしょう?」
さりげなく、すっとそんな言葉が。
その御配慮で、イライラすることもなく、談笑しながら食事を待つことが出来ました。
自分なら、いや関西人はロビーで待ったはず。事実、周囲を見回してみると、
食事待ちの方がロビーには何組かおられた様子ですが、喫茶コーナーはガラガラ。
「待つ」という時間を消費する行為がとても洗練されていると思ってしまいました。
時間感覚について、もう一つ。
20年くらい前、一度東京のお客様のお家に打合せにお伺いしました。
無事打合せも終了して、「ちょっと、おいしいとこ食べに行きましょう」との事。
ありがとうございますと、車の中へ。
近場だと思っていたら、中央高速のランプに乗ってしまい
結局、4~50分かかって、「うかい鳥山」という料理屋さんでお食事を頂きました。
料理もおいしかったとは思うのですが、「ちょっと」でそんなに遠方まで行ってしまう、
東京人の時間感覚に驚かされたことの方で、店名まで記憶に刻まれてしまいました。
通勤でも、関西なら1時間半なら、「ちょっと長い」という感じですが
東京ならそれぐらい当り前という感じ、だからかなぁ。
どうも、東京と関西とでは、「待ち」や「移動」にかける時間に対する感覚が違うようです。
追記) このブログの性格上、情報交換がリアルタイムである必然性は全くないと思いますので、
過去の記事に対してもコメントやTBを歓迎します。気軽に書き込みして下さい。
ブログランキング、ポチッと一つお願いします。
以下、私の仕事のコマーシャルです。
◎土地込み940万円のセカンドハウスのプランを作りました(インフォメーション08/04/02)
◎住宅・セカンドハウスは、随時ご案内(室内も)出来ます(インフォメーション08/02/11)
◎ほんだ建築トップページへはこちらから
地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ住宅建築は個人ができる大きくて身近な地域振興でもあります。
ハウスメーカーの保証。遠くの保証より、電話一本ですぐの距離にある工務店の方がレスポンス
がいいハズ。地元で長く続けられている会社はその辺の対応もしっかりしているものです。
ハウスメーカーを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。