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2009年9月7日

自分の怠惰をにカツを入れてくれたMIHOミュージアム

始めてMIHOミュージアムへ行ってきました。
世界的有名な建築家のI.M.ペイ氏の作品ですが、ガラス屋根の入母屋の形態というのが、
私としては、どうも ??? でしたので、近くの建物ではありますが、
発表された時すぐ飛んで行きたい、というまでの興味が抱けませんでした。
ある宗教法人が管理主体であるというのも、何だかナーという感じもありました。

大きなプランニングについてはあまりにもスケールが大きすぎて
私がどうこうという口幅ったいことはとても言えません。
ただ、平等院鳳凰堂をイメージして、真ん中が玄関、
左右両翼に一つづつ展示棟の塊があり、
展示棟の内、企画展示棟の方は、その真ん中が中庭周囲に回廊があり、
その奥にコの字型に窓のない地中の展示室、
回廊からは、信楽の山並みと宗教法人の主棟とカリヨン塔が遠望できる
などという、しっかりした誰にでも良くわかる構成は、正統モダン建築という感じです。

細部(ディティール)のこだわりに参ってしまいました。

090905miho1.JPG

立体トラスの取付け部分、
ボルト頭とプレートが面一となる、皿ねじのような見た事のないボルト頭形状です。
ボルトを締め付ける工具まで設計や開発したのでしょうか?
構造設計者や、鉄骨加工業者との施工図のやりとりはかなりなものだったと想像されます。

090905miho2.JPG

誘導灯も特注とおぼしき色合い。消防署を「このサインも緑色ですよ」と、納得させたのでしょう。
大きさも最小の規格品のものを使っています。

090905miho3.JPG

消火器BOXと消火器本体まで色合わせする執念。
写真左下は、
大きなガラス面のクールドラフト現象を避けるための空調の床吹出し口だと思われますが、
金属製の枠も表面からは見えなくして、見掛りは床の石材の切り込みのスリットだけにしています。

090905miho4.JPG

ほとんど、継ぎ目のわからない手摺、

090905miho5.JPG

階段の袖壁には、金属の風合いがどうしても許せなかったのでしょう。
穴をくりぬいた形の手摺は、
触ってみるとちゃんと穴の下端が握れるように丸い形状になっていました。

設計・法律・工法、全ての過程において、その担当部署との相当のやりとりをしないと、
そのような形状の一つ一つが出来上がらなかっただろうと想像されます。
それらは、自己の設計を間違いなく表出させるためになされている行為です。

振り返って、最近の自分を見ていると

給気口が必要だからと室内側にはプラスチックの白いものをポコポコとつけて
なんの痛痒も感じない。
外壁のベンドキャアップ・住宅火災報知器などもそうです。
コンセントや、スイッチプレートも近頃は大型のものだったら、
必要な所にべたべたと付けていって、何の痛痒も感じない。
そんな、最近の無神経さを、
それらを見ながら、一々叱られているような気がしてしまいました。
かけられる金額云々の話はあるのですが、それにしても
建築設計の初心に帰れ、と諭されているようなMIHOミュージアムの訪問となりました。

関連MYブログ
◎09/09/08若冲はユーモラス(MIHOミュージアムの若冲ワンダーランドという企画展)

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