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2016年10月2日

巾20cmの道を歩かないとたどり着けない滋賀の重要文化財

数年来「美の滋賀」の端っこに関わった結果、
私が滋賀の美や文化財ってこんな感じかなー、と考えた少し長すぎるコピー。

路傍に鎌倉が存し、地に史(ふみ)を蔵す。
景(ケイ)は弥生を映し、祝祭に神代を覚(カク)す。
寺社には 平安室町が残り、町には 江戸明治昭和が残る。
そして、民は 古(いにしえ)の香りをどこかに宿している。

一度、実物見たかった、重要文化財の竜王町島の石塔(鎌倉時代とのこと)
この石塔は、滋賀の文化財の有り様を最も端的に表しているモノの一つと思う。
バランスは良く、それなりに美しいが、
頂部はなくなり、表面は数百年の年月を写している。
そして、圃場整備された広々とした田園風景の中に、
ポツンとある
石塔への参詣道は、草の絡みつく巾20cmの既製品の畦畔ブロックだった。

IMG_1506

滋賀の文化財は、このような田んぼの中や小さな集落が護持する小さなお堂に点在する。
広々と広がる稲作の田園風景は、弥生時代から続く景色ではないだろうか。
まさか川の土手が自然に高くなる訳もなく、
天井川も古から脈々と積み上げられた、農業土木事業そのものだ。
琵琶湖も含めそんなランドスケープそのものが、滋賀(近江)の文化財なんだ。

点数は多いが、薄く広く広がっている滋賀の文化財を
観光収入に結びつけるのは、中々むつかしいなー、と思う。

IMG_1504

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