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2007年9月5日
グレーチングの裏表
「構造と建築」というほどでもないのですが、グレーチングにも裏表があります。
グレーチングのI型のバーは、側溝巾を跨ぐスパンの梁ということになります。
その梁の面外座屈を防ぐために、側溝と平行に小さなバーが付いています。
ですから、そのバーは上端でなければなりません。
つまり、写真の一番手前のグレーチングは裏表が逆です。
このままにしておくと、重い車が通った場合曲がってしまいます。
町内会などで、溝掃除があった時には、気をつけて元に戻してください。
時々裏表が反対になったグレーチングを見かけることがあるので、書いて見ました。
面外座屈-作用応力方向に変形しないで、作用応力方向以外の方向に座屈変形すること。
と書いても何だか訳わからないと思うのですが、いい解説のリンク先が見つかりません。
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