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2000年11月13日
ある大工さんの話(一)
電気カンナっていうのは、のみが回転して、木を削っとるンヤ。
手鉋は、刺身包丁のように、木の表面を切ってるンヤ。
「切る」と「削る」の違いが柱の滑らかさの違いヤ。
いくら超仕上(高精度な電気カンナ盤)いうても、「削る」ことには変わらヘン。
ほら、カンナ屑がこんなんヤロ(短い)。手鉋の(薄い紙の帯のような鉋屑)とは全然チャウ。
ホンでワシは、最後のひとカンナだけはやっぱり、手鉋で仕上るンヤ。
こんなことに手間かけてるサカイにもうからヘンのかもしれんナ。
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