古建築のへ誤解no1
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よく、「釘が一本も使ってない、巧妙な木の組み方」という表現がある。
これはもしかしたら誤解。釘は、使わなかったのではなく、使えなかった。
資材を大量に用いて大きなものを構築する場合、
身の回りの手じかにあるものを利用するのが当り前。
古代、鉄は部品として大量に使用するような物ではなく、
貴重な、刃物などの道具として生産された物。
鉄が今日のように大量に生産できるようになったのは、日本では溶鉱炉が出来た明治以降。
古建築は、当時の日本人が、当時の資材と技術と能力を使って、
合理的に作ろうとした結果そうなっただけのこと。
現代の常識にとらわれ歪んだ褒め方をせず、古建築の良さを楽しみたいものだと思います。
◎白川郷リンク(国指定重要文化財となっている和田家の屋根裏)
庶民の住宅?では、釘は使わず、竹とヨシと縄で、茅葺屋根を構成した。
◎竹中大工道具館 寺院の隅1/1模型 黒い点全て釘です。
(2016.3.25加筆修正)
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