ハウスメーカーの設計者さんに助けられました
鉄筋コンクリート打放しの増築のこの建物は、もうすぐ足場を外すことが出来るようになりました。
この建物の増築の確認申請には、苦労しました。
既存建物のヘーベルハウスの構造は、確認申請を見ると、
住宅型式性能認定でなく一般の鉄骨造と同じ構造形式でした。
建物単位の増築の場合(敷地単位の別棟になる増築の場合は又別のケースと看做される)、
特定行政庁の見解は、既存部分が耐震診断でOKとなるか、
又は現在の建築基準法の構造計算でOKにならなければならない、
H14年に検査済証を受けているにも関わらず、です。
お客様を通じて、ヘーベルハウスさんと相談をし、
耐震診断は新たな作業、この場合は、元々の構造計算のデータがあるので、
そのデータを、現行法規の構造計算で再計算する方が速い、ということで、
ハウスメーカーさんにご無理をお願いしました。
今の構造法規にでもOKになるという結果がでたので、
その資料を付けて、確認を通すことが出来ました。
変形敷地の四角形じゃない小さな建物の増築が、
ハウスメーカーの不得意(儲けにならない?)とする分野であったという事情があるにせよ、
既存建物の設計を担当されたヘーベルハウスの設計者さんのご厚情に感謝々々でした。
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地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。地場で仕事が
完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない選択であり、
かつ住宅建築は個人ができる大きくて身近な地域振興でもあります。