家業繁栄を願う鬼瓦(海津町歩き04)
家業繁栄を願う鬼瓦の模様です。
今でも銀行の地図記号に使われている分銅の模様。単に、家業繁栄の意味を込めただけなのか、
それとも建築当時の建物の職業的意味合いがあったのかはわかりません。
建物のこんな部分からも歴史の再発見になるアプローチがあるのかもしれません。
鬼瓦も、珍しい角紐・半丸型の棟の冠瓦(がんぶりかわら)も、しっかりした形。古いのに
瓦の緩みも少なそうで、華美ではありませんが、「いい仕事してますね」という感じの屋根です。
これも、分銅のマークですが、ちょっと完成度が低い。
鬼瓦の手前の拝み巴瓦(おがみともえかわら)の正面の円形の部分に文様が入ることは
あまりありませんが、ここでは三つ巴の文様が施されている。
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