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2008年4月13日
ツマメン、という言葉の検索がありました
ツマメン、最初ピンと来なかったのです。
私の頭の中では「妻面」という漢字のイメージで収納されていたようです。
これは、昨年末竣工した吉平さんの外観ですが、
この看板が付いている、屋根の三角形の形が現れている面を妻面(ツマメン)といいます。
それに対して、屋根の軒先の水平になっている面のことを平面(ヒラメン)といいます。
略して、ツマ・ヒラという言い方もよくします。
古建築や民家の建築様式で、
出雲大社のように、妻面が入口(正面)になっている建物を「妻入り」
伊勢神宮のように、平面が入口(正面)になっている建物を「平入り」
という言葉もあります。
ハウスメーカーのAD広告、新聞の全面広告、モデルハウス、チラシ、分厚いパンフレット、
立派な社屋。それらの費用の合計はどれ程でしょう? ある住宅会社の決算をネットで見ると
(原価/売上)が72~75%、建物代金の1/4は、その広告等の経費や利益になる計算です。
とりあえずそこを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。
地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。
地場で仕事が完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない
選択であり、かつ住宅建築は個人ができる大きくて身近な地域振興でもあります。
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