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2020年12月26日

キッチンとリビングの改修



今津の木造2階建の住宅。キッチンとリビングを1室改修させていただきました。 元々は昭和40年代に建てられた住宅。20年ほど前にシステムキッチンを入れた際に小上がりの畳の間などを洋風フローリングに改修。 そういうこともあり、廊下とリビングだったり、リビング内に小上がりがあったりと、床の高さがまちまち、猫の爪とぎで建具はボロボロに... 改修にあたり、お施主様のご要望としては、 ・対面型キッチンに ・明るい雰囲気 ・デスクワークをするスペース ・キャットステップ  などがありました。 工期は10月後半から11月後半の丸々1ヶ月。
キッチンの仕様や間取りは事前にしっかりと決めておき、解体をしながら補強する場所や細かい納まりを考えていきました。

・改修前



・解体中





・工事中

耐震補強も同時に行いました
火打梁を新しく入れたり、構造用合板を張っていきました
また、床と天井には断熱材を入れました

・完成

壁・天井は一般的な塩ビクロス
猫がいたずらしても大丈夫なように、床板と腰壁は無垢のパイン材
パイン材は元々明るい色なので、クリア塗装で明るい印象になりました
奥の引違い戸の奥は1畳分の収納もあります


新しくしたI型キッチンL2550 カップボードと食器棚もキッチンに合わせました。
奥に見える開口は、隣の洗濯室に繋げて、家事の動線を新たに設けました。


リビングからキッチンを見る
キッチンの照明はダウンライトにしたので、ホコリや油、虫が入らないため、面倒な掃除が必要ありません


テレビ台と棚を造付けにしました
造作ですので、扉の間にピッタリ納まります
もし猫が爪とぎをしてもボロボロにはなりにくいように、扉も無垢材を使った既製品にしました


ワークスペース
構造的に必要な部分の柱を取り替え、その柱を利用したデスクと吊棚
右側には天井まである可動棚を造付けに
左側の壁にはキャットステップがあり、猫が吊棚まで登っていきます
造作家具はどれも用途をそれぞれお聞きしてから設計しました


ペアガラス樹脂製内窓を設置しました
アルミサッシは熱の出入りが大きい部分ですので、取り込む光は変えることなく断熱を期待できます

今回の改修では、1部屋で、

・床をフラットにしてバリアフリーに
・耐震改修(構造用合板や火打梁)
・断熱改修(床・天井に断熱材、サッシにペアガラスの内窓を設置)
・新たな動線
・新しいキッチン(IHコンロは再利用)
・間取りや使い勝手を考えた造作家具

といったこと要望をお聞きしながらさせていただきました。

北口
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