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2006年7月10日

近代美術館でイサムノグチ展

滋賀県立近代美術館でイサムノグチ展、という記事がありました。
近代美術館からの情報 近代美術館の場所

一般的には、石の彫刻が有名ですが、建築に携わる者としては、
ちょうちん風の照明器具「AKAKI」シリーズがピンとすぐ頭にきます。
 
香川県高松市には、ココに産する庵治石(アンジイシ)に引かれて居を構えた氏の、
晩年の住居とアトリエを、イサムノグチ庭園美術館として整備し、公開しています。

近代美術館の感想など(1994頃 訪れて)

設計は、日建設計(日本最大の設計事務所)
ふんいきがいい。
屋根の鋼鈑の葺き方が、一枚一枚が大きすぎるような気もするけど、
屋根自体がかなり大きいからだろう。
平入りの正面玄関、外観のさりげなさがいい。
玄関吹き抜けの羽根のような照明器具がいい。
中庭の赤い鋼鈑のカルダーもいいアイストップになっている。
さりげない(?)小判形の断面の方立(ホタテ)があるサッシは、ブロンズ製、
こんな高価であろう脇役が、建物の質を上質にしてるんだな-。
角度を振った渡り廊下も、展示スペースから一休みにいい。
現代美術の収蔵品がいい。
県立の博物館でもそうですが、いい企画の方がおられたと思います。

このあたりの土地は、滋賀県のミニ田中角栄、上田金脈事件の問題となった土地。
でも、美術館・図書館・滋賀医大&付属病院・龍谷大学
大津草津にまたがった丘陵に点在するゆとりある建物群は、
過去の政治問題が、残した遺産を、
そんな遺産だからなおさら、とても丁寧に扱っているのがうれしい。
都市近郊の、広大な土地を、ゆとりある雰囲気で、
最後まで、ぼちぼちとあせらず使っていってもらいたい。

企画展示にも興味があるし、久しぶりに一度、ぷらっと行ってみたくなりました。

 

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