小規模多機能型居宅介護事業所 陽だまり完成内覧会
おはようございます。
上のチラシ、今日の、新旭・今津・マキノの新聞折込に入ってます。
今般、完成内覧会(利用者様・地域の皆様向け)の運びとなりました。どなたでも見ることが出来ますので、ちょっと建物に興味のある方でも、来て頂いても構いませんので、ご来所頂ければ幸いです。
記録を遡ってみると、一番最初のお話は三年前の12月、
「とりあえず計画案が必要だ」との、お声がけを頂いた時から。
年度末を2回越して、もうあかんのかなー、と思ってたら、
昨年の5月、今年度設計今年度完成というスケジュールで仕事が始まりました。
久しぶりに約500㎡(150坪)の規模の新築の設計。この種の建物で事故が続いたため、消防設備は、スプリンクラー・自動火災報知設備、自動消防通報、音と光のでる避難口誘導灯等、この規模にしてはフルスペック?の重装備。そして昨年4月からの法律改正により省エネ法の届出が必要。などなど、当初は喜びと不安とが交錯する船出でした。
工事施工者選定では、一度は入札不調という試練も受けました。しかし、最終的には、㈱澤村さんに丁寧なお仕事をしていただいて、今般、ご披露できる運びとなりました。
計画について考えたことは色々ありますが、とりあえず三つ。
★この種の施設でよく玄関にある取って付けた風のスロープをなくし、玄関周り全体をマウンドアップするような形でスロープにして、車も人もアプローチしやすい玄関にしたこと。
★これくらいの規模なら、最近の木造住宅建築システムをそのまま利用するのがコストパフォーマンスが高いと考えて、その手法で設計したこと。
★上とも重なるのですが、最近の高断熱仕様の住宅用既製品サッシと吹付け断熱材を使用した断熱工事、そして太陽熱温水器(ソーラーパネルではない)の設置等の省エネ手法を用いて、PAL基準値668MJ/㎡年に対して、328MJ/㎡というほぼ2倍のスペックの設計値となったこと。
最後にもう一つ。これからの事業者・利用者全ての皆様がこの建物を十分に活用していただきたい、との思いで、知り合いの方に「ぽかぽかちゃん」を考えてもらい、チラシやパンフレットの作成も手がけてみました。
関係者の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
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