雪折れ木と薪とをうまく繋げられないだろうか?
近所の庭先の紅梅もほころび、マキノも少し春らしくなって来ました。
この冬の雪は、気温が上がり始める2月の後半に集中したため、水分の多い湿雪が多く
その重い雪で、木の枝が折れた所をよく見かけます。
知内浜キャンプ場では、お客様を迎える前にそのようなものを整理しなくてはいけません。
キャンプ場では、その整理して処分に困った松の太い枝や柳などを
知内の田んぼの中の「施設用地」と称する空き地に運搬しました。
下の写真の右上に積んで見えるのがその松です。
別荘などの来年の暖炉用の薪にと思われる方は、ご自由にお持ち帰り下さい。
地元の氏神様の神社や湖岸沿いの松並木の下にも、
処分できない松の枝がそこここにかためてあります。
以前ならすぐに焼却処分していたのでしょうが、近頃はそれが困難です。
こんなものも、薪にならないのかと思ってしまいます。
木などの植物の燃焼は、石油やガスなどの地下資源に由来する燃料の燃焼とは異なり、
植物自体が、その生きている数十年間の間に光合成で溜め込んだCO2を
もう一度大気に還元してしまうだけで、CO2の増加の影響は少ないと思うのですが・・・。
近くで育った木をその場で消費することも、省エネルギーやエコに繋がるように思います。
ハウスメーカーのAD広告、新聞の全面広告、モデルハウス、チラシ、分厚いパンフレット、
立派な社屋。それらの費用の合計はどれ程でしょう? ある住宅会社の決算をネットで見ると
(原価/売上)が72~75%、建物代金の1/4は、その広告等の経費や利益になる計算です。
とりあえずそこを選択肢から外して、家作りを考えてみませんか。
地域特性に造詣の深い地場の工務店や設計士を見直して頂ければと思います。
地場で仕事が完結すること自体、ヒトやモノの移動エネルギーが少なくてすむ環境負荷の少ない
選択であり、かつ住宅建築は個人ができる大きくて身近な地域振興でもあります。
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